2008年03月25日(火)
さ〜く〜ら〜♪
今年も桜の季節がやってきましたね。
今日、上野公園の不忍池の近くをタクシーで通りかかったら、
桜の木がいっぱいあって、用事があったのに思わずその場で下車してしまいました。
咲いている木もあれば、今にもポンッと音を立てて咲きそうなツボミの木も。
ツボミって美しいですよね。
若さに溢れた躍動感が今か今かと息をひそめているようで。
ツボミだらけの木は、その輪郭がピンク色に染まっていて美しい影絵のようです。
桜を見て思い出すのは、パリでのある日。
知らない場所に出かけて、てくてくと散歩するのが好きだったので、
今となってはその場所がどこだったのかもよく覚えていないのですが、
大きな敷地の施設の庭から、外の歩道に枝を広げている桜があったんです。
そんなに大きな木ではなかったけど、立派に花をつけていて、
「わぁ〜〜!サクラだ〜〜〜」って思わず声を上げちゃったんですよね。
その桜を見上げながら日本のことを色々思い出したことでしたが、
はたと、「フランス人ってこうやって花の下でたたずまないよなー」と思って。
でもあんまり気持ちがよかったもので、変なアジア人に見られてもイイやと、
しばらくその桜を見上げていたのですが、
春になると日本では当たり前のように桜が咲き乱れるのに、
パリには桜が無いということを考えもしなかった自分がちょっと不思議に思えたり、
日本人独特の「花を愛でる心」なんかが物凄く美しいことに思えて、
日本にいたら感じられなかっただろう思いを噛み締めたことでした。
あのとき初めて「生きてるうちにあと何回桜の季節を迎えるのかなー」って考えましたね。
そういう些細な想いを巡らせられることがなんだか静かに嬉しくて、
桜って何てキレイなんだろうって涙が出て来ちゃって、、、
パリに来て良かったよなーって、一人でニヤニヤしたりして(笑)。
いつものごとく練習に追われている今日この頃、桜に癒されておりまする。
ほいたらね。
